(2024年7月1日現在)

その他のよくあるご質問

更新制度を含め、今後の民間認定の方向性について機構としてのお考えをお聞かせください。

本機構の民間救命士認定資格はあくまで当機構が団体として認定する資格であり、これによって特別な資格上の優遇等があるわけではございません。しかしながら、メディカルコントロールを実施する医師が持っている救急に関する専門医・指導医資格も同様に一学会からの認定資格です。学会が行うこうした認定制度は、救急の専門性を高く持たせることと、専門家であることを社会に理解していただくことが目的で、当機構が考える専門救命士制度も同様のものです。医療者のプロフェッショナルオートノミーの一環として、救急救命士が自己研鑽を積み重ねることは正しいあり方であり、当機構はそれを推奨する考えから民間救命士の認定および更新制度を運営しております。

現役消防勤務の救命士ですが、更新のための臨地実習はどのようにクリアしたらよろしいでしょうか?勤務時間は実習に含まれるのでしょうか?

更新のための臨地実習は、消防機関の救急救命士生涯教育による病院実習等を証明いただくか、ご自身で医療機関等に実習を依頼するなどでご対応ください。当機構は臨地実習の開催や斡旋を行いません。また、勤務時間内に救急救命士生涯教育による病院実習を実施した場合は実習に該当します。勤務時間内の救急救命士としての通常業務や搬送先医療機関に到着した後に救命救急センター初療室などで処置の見学などを実施した場合は臨地実習に該当しません。